はじめに
船頭平河川公園は1987年に開設された国営木曽三川公園の一部として整備されました。
主要施設は公園部、船頭平閘門、デ・レーケ像、旧閘門ゲート、木曽川文庫となります。
行ってみた
はじめに木曽三川公園の一部として整備されたと書きましたが、多くの人がイメージすると思う木曽三川公園とは結構離れた場所にあります。
かなり大雑把な地図で申し訳ないですが、位置関係はこんな感じです。
堤防道路から船頭平河川公園の侵入は一様案内看板がありますが、初見では見つけられないくらいかなり控えめです。
この辺りの県境は変則的な感じで図の赤線が県境です。木曽三川公園本体?は岐阜県ですが、船頭平河川公園は愛知県(愛西市)になります。
公園部
駐車場横は噴水もある公園になっています。
春には桜が咲き、きれいな公園ですが、行った時期が悪く桜は当然無く蓮根のハスの花がかろうじて咲いているくらいでした。。。
船頭平閘門
船頭平閘門は明治時代に行われた三川(木曽川・長良川・揖斐川)分流工事に伴い木曽川と長良川に生じた高低差(約1m)をクリアする為に作られた閘門です。
愛知の小パナマ運河と言われ国の重要文化財に指定されています。
完成当時はかなりの数の船の通過があったそうですが、今は主にレジャーボートが年間数百隻ほど通過するのみです。
それでも現役なのは立派だと思います。
ちなみに春から秋にかけてはガイド付きの観光船で船頭平閘門を渡る事が出来ます。(土日祝運航・完全予約制)
詳細は愛西観光協会(https://www.aisaikankou.jp/)のホームページでご確認ください
ヨハネス・デ・レーケ像
明治時代の三川分流工事の功績を称えヨハネス・デ・レーケ像があります。
どんな方だったかはウィキペディアに詳細があります。。。
三川分流工事のみならず日本の土木事業、特に河川改修や砂防に功績のあった方です。
旧閘門ゲート
1994年にはそれまで手動で行われていた閘門の開閉が電動へと改修されました。
その際それまで使用されていたゲートが保存されています。
実際に使用する際は水面より上の一部分しか見る事が出来ませんが地上で見るとなかなか迫力があります。
木曽川文庫
木曽川文庫は船頭平河川公園の敷地内にあり、船頭平閘門管理所を兼ねています。
木曽三川に関連する資料を見る事が出来ます。
資料を閲覧する際は入ってすぐの受付で手続きをして2階で資料を見る事になります。
船頭平河川公園・木曽川文庫
船頭平河川公園
入園料:無料
開園時間:
4月1日~6月30日 9:30~17:00
7月1日~8月31日 9:30~18:00
9月1日~11月30日 9:30~17:00
12月1日~2月末日 9:30~16:30
3月1日~3月31日 9:30~17:00
休園日:
毎月第2月曜日(休日の場合は直後の平日)
※8月は第4月曜日
12月31日、1月1日
駐車場:無料(68台)
住所:〒491-0135 愛知県愛西市立田町福原
問い合わせ先:木曽三川公園管理センター Tel:0584-54-5531
木曽川文庫
休館日:年末年始
開館時間:8:30~16:30
入館料:無料
住所:〒496-0946 愛知県愛西市福原
連絡先:TEL: 0567-24-6233